中国のラップなんです
シャワーキャップのようなこのくしゃくしゃな物体「保鲜膜套」です。
保鲜膜套との出会い
忘れもしません。2022年の春。上海の街が完全に止まりました。 食材を確保したり、配給が来たりした後に必要となったのが食品の保存袋やラップなのですが、手に入りづらくなりました。団体購入で夫が「これラップらしい」と買ったのがきっかけです。
当時家にはまだロール状のラップがあったので、あまり使う機会がなかったのですが、だいぶ経ってから試しに使ってみたら便利だと気づきました。
保鲜膜套のいいところ
- ロールのラップと違って切る手間がないです。片手で袋から出して、ワンタッチ装着、という感じです。
- ロールのラップはたまにラップ同士が貼り付いてしまって、ロールから剥がすのにセロテープを使ったりしますが、この保鲜膜套は独立しているのでそのようなトラブルがありません。
- 丸い皿、四角い皿など食器の形を気にせず使えます。
- (商品にもよりますが)つけたまま電子レンジ使用も可能です。
そして、日本でお馴染みのメーカーのラップと比べて安価です! ラップは食品と直接接するので安全性も気になるものの、使い捨ての消耗品なので高いのはなぁ・・・と思っています。
サランラップと保鲜膜套のコスパ比較
※価格や取扱店舗は投稿時/購入時のものです
比較した商品
サランラップはタオバオに旗艦店があるので、そことの価格を比較しました。
円形のお皿にほぼ正方形で使うと想定すると、
保鲜膜套、安いです!!
我が家の使い分け
うちではサランラップは2種(22cm幅、30cm幅 )と保鲜膜套は両方常備していて、使い分けています。
サランラップ
- おにぎりを作るとき
- 密閉性が欲しいとき…ニオイが強いおかずを冷蔵庫にしまうときや何かを冷凍するとき
- 小さい食器にラップをかけるとき…保鲜膜套だとフィルムが余るので、保管時に置きづらくなります。
保鲜膜套
- ニオイが強くないおかずを保管したいとき
- 使いかけの野菜を包んで保管したいとき
- ボウルのような径が大きい食器にラップをかけるとき…幅の広いラップを使ってもいいのですが、使用量が多いと高いのでもったいないなと。
おまけ
- 熱に耐えないタイプの保鲜膜套ですともっと安くなります。冷蔵目的ならそれもいいかも。
- 保鲜膜套の専用ケースもタオバオで売っています。冷蔵庫や壁に貼り付けるタイプがメジャーなよう。