背景
英語多読を一度失敗したのですが、せっかく中国に住んでいるのだから、現地で多読を始めようということでスタートしました。
多読について参考にした書籍
多読の説明はたくさんありますし、私は多読ビギナーなので割愛します。 こちらの本を読みました。この本、英語多読を始めるときに読んで、この度再読しました。 アマゾンプライム会員なら追加料金なしで読めます(2022/3/29時点の情報)
多読・多聴・多観で使い始めたもの
子ども向けのGR (Graded Readers)
- Googleで中国語多読について調べると、情報は出てくるのですが、すでに中国語を結構分かっている人向けの情報が多く、超初級の自分がいきなり入るには厳しい内容が多かったです。
- 中国の子どもが読む絵本で、GR(段階的読み物)になっているもの、Oxford Reading Treeのような物は無いかなと探しました。
- 中国語の分級絵本があるという情報をヒントにタオバオで検索し、何社か出版しているのを見つけました!どうやら就学前の幼児が読むような本でした。幼児〜小学生が段階的に読んでいくイメージ。中国語超初級の私にはピッタリだと思い、まずは2種選んで1級を買いました。それぞれのまた別記事でレポートします。
- タオバオでの検索ワードは「儿童」+「分级读物」「分级绘本」
一阅而起・汉语分级阅读绘本 1級
小羊山・儿童汉语分级读物 1級
Xiaomiの動画配信サービス
- 自宅のテレビは夫が買ったもので、Xiaomi製でした。どうやら動画配信サービスがついていて、子ども向けコンテンツもありました。
- サブスクで料金を払うと子ども向けの動画や歌、絵本が読み放題見放題。早速お試しで契約してもらい、子どもと一緒に観ています。
- 価格はいろんなプランがあったので正確に覚えていませんが、一ヶ月15元くらいだったと思います。これも詳しく別記事で書きたいと思います。
多読に対する私の考え方
ブログ内での分類
- 中国語を勉強するというよりは、触れ合って慣れるという捉え方です。とはいえ学習と無縁ではないのでブログのタグやカテゴリーには中国語学習も入れています。
第三外国語だからこそ楽しくやろう
- 私にとっての第一外国語は英語、第二外国語は大学の教養で1年学んだフランス語、中国語は第三外国語になります。入学試験にある訳でもなく、必修の単位だから必死で勉強しなくてはいけない、という状況とは全く違います。縛られないからこそ、好きな方法でやろうと思いました。
- 英語多読はOxford Reading Tree (ORT)から始めたのですが、これも習慣にならず、数日でやめてしまったと思います(もう記憶がないくらい)やめてしまった理由も分からないですが、楽しくなくて続かなかったのだと思います。多読の三原則※も守れていませんでした。
※辞書は捨てる、分からないところは飛ばす、合わないと思ったら投げる
多読のモチベーションとなった出来事
- 中国語はスマホアプリとNHKの語学講座で勉強を再開しました。アプリだと語彙がメインになっているのですが、気づいたのは何度も出てくるとそのうち覚えていること。1回、2回見たくらいでは覚えられないけれど、数えられないくらい見かけていると覚えていることに気づきました。例えば「喜欢」は中国語を勉強するまで知らなかったのですが、さすがに中国語のテキストやアプリではたくさん出てくるので覚えようとしなくても頭に入っていました。
- 子どもの頃から、英語学習を続けてきました。いざ短期留学したら何も英語が出てこないし、それを反省してさらに勉強して仕事で使おうとしたらそれでもさっぱりでした。特にリスニング、スピーキング力が足りなすぎました。使える英語じゃなかった、テストのための英語だったんだと気づいたのもあります。今中国に住んでいて、中国語が必要なので、必要なものから覚えて使えるようになればいいやというスタンスで考えています。
- これらの体験が多読の効果と繋がって、多く触れ合うということはそれだけ各シーンで使う語彙や表現な訳なので、時間はかかるものの身につくし、やってみようと思い始めました。
多読以外の方法も並行します
- おいおいはHSKも受験するつもりなので、試験勉強も別途します。
- 子どもが小さく、語学学校には行けそうにないので、家庭教師かオンラインレッスンを受ける予定でいます。
- 多読・多聴・多観をしているとどうしても気になってしまうので、文法も並行して勉強はします。
- 中国語のことが分かってくると、多読・多聴・多観も楽しくなると考えています。多読の三原則は守りつつ、別時間でいわゆる理論の勉強はやろうと思います。