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夫の海外赴任に同行して上海にいる人です

上海ロックダウンメモ〜2ヶ月目ふりかえり〜

6月1日です。いつかは来ると思っていましたが、突然この日を迎えたので驚いています。 印象としては本当に振り回されたなぁ〜と。一体何だったんだろう・・・。 5月はブログに書けるようなネタもなく、やる気もなく、6月になってしまったという感覚です。

5月は食料確保の心配は無かった

  • 4月から続いている団体購入、配給があり食料は問題ありませんでした。量が多い、買いたいものを買いたいタイミングで買うという買い方は難しい状況でした。配給品も流石にうちでは食べきれないということも多くなって、近所の方に貰ってもらうことも。
  • 5月途中、外卖が復活し始めました。平常時よりは選択肢が少なかったり、選んでいるうちに売り切れたりすることが多々ありました。ハンバーガーやピザなども頼んだことがあったのですが、玄関まで直接持って来てもらえる状況ではないので、冷めたご飯がちょっと悲しくて、たまにしか利用しませんでした。小区の入り口で消毒されたのち、置かれたのを取りに行くというのもね、手間だなぁと思っていました。

1回だけ家族で病院へ。受診結果より家へ帰れない方が怖い。

  • 受診する必要があり、渡航後初めて病院へ行きました。ロックダウン開始後、小区に出たのもこの通院が初めてでした。緊急性があれば外出ができる状態でした。
  • 病院の予約も初めてです。ウェルビーに連絡をして、受診可能な病院を紹介してもらい、自分で予約をしました。
  • その後、小区に連絡し外出したい旨、受診のために48時間以内のPCR検査を結果が必要と相談しました。小区では毎日のように検査が行われていることもあり、PCR検査自体は外出せずに受けることができました。
  • 続いて交通手段の手配です。もちろん我が家は車はありませんし、自家用車があっても出入りが難しい期間でした。病院まで距離もあったし、子どもを連れて行くので歩きや自転車というわけにはいかず、ハイヤーを手配しました。夫の会社経由でハイヤーを手配してもらい、病院と小区は往復できることに。
  • 受診日当日、小区から外出許可証をもらい、迎えにきたハイヤーに乗って病院へ向かいました。交通量は少ないのであっという間に到着しました。
  • 病院に入る際にPCR検査結果を見せて、体温を測ってもらったら、すんなり入れたので拍子抜けです。条件を満たしているので入れるのは当然なのですが、それが当然ではないという疑いもあるのがこのロックダウンだと思っています。
  • ロックダウン中で、緊急の患者さんしか来ていないとはいえ、結構来ているなという印象でした。スタッフの方も多く、人手が足りない印象はありませんでした。受診は問題なく終わりました。
  • 小区に入るときはまたPCR検査結果とその場で抗原検査をする必要がありました。特に問題なく入れたので帰って来られてよかったと一安心。外出したものの、戻れなかったらどうしようという怖さの方があったので、よかったです。

物流が動き出すが、平常時とは違う

  • 物流が少しずつ回復している兆しはありました。だいぶ前に頼んでいた淘宝の商品が届いたり、日本から発送された「こどもチャレンジ」がDHLで届きました(なぜか5月号を飛ばして6月号が来ましたが)
  • それでも欲しいものが数日待てば届くという状況ではありませんでした。欲しいものを探して、お店に問い合わせると「上海には発送できない」と言われました。
  • 「無印が数日で届いた!」と聞いたので、注文したら数日経って「発送できない。キャンセルして。」と連絡があり結局キャンセルしたこともありました。
  • 5月中旬、DHLが届いたことを受けて「実は日本から送った方が届くのでは」と思いチャレンジしてみました。日本の通販サイトで買い物をし、専門業者に荷物を転送してもらいました。日本から発送し、上海には数日で届いたのですが、商品の金額のせいで通関で止められてしまいました。初歩的なミスです。現在もDHLとやり取りが続いていて、結局まだ家には届いていません。その間にロックダウンが解除されるとは流石に思っていなかったのですが、今までよりは届きやすくなるだろうということでいいかな。。

アニメとマンガばっかり。エンタメで逃避。

  • 完全にやる気を失ったので、何かに集中することにしました。完全に現実逃避です。
  • 日中は隙間でマンガを読み、子どもが寝た後はアニメを鑑賞。 以前から気になっていたキングダムのアニメを第一、第二シリーズと観て、現在第三シリーズを鑑賞中。仕事をしていたら、夜はヘトヘトで観る気力はありませんでしたので、まぁたまにはこういう期間があってもいいかなと存分にみてます。気分転換になるので、有難いです。
  • 映画も観ることが増えました。 じっとしていられない性格で、映画は苦手だったのですが、これだけ時間があると映画を観るように。時間が合うときは夫と一緒に観ることも。今まで無かった事なので、ロックダウンでなかったら無かった機会だったと思います。

何だったのだろうこの2ヶ月

  • 特に用もないので、今日外出はしませんでしたが、道路の交通量や人出を見て、「本当に終わったのかな」と思いました。
  • 冒頭にも書いたとおり、振り回された感がすごいです。陰性のまま2ヶ月終えられたのだけは救いかもしれません。
  • 一気に人が動き出すので、リバウンドは怖いですね。感染リスクもあるし、現金しか使えない自分が楽しくウロウロするのはまだ先になりそうです。
  • 幼稚園は始まらないので、夫が出社すれば子どもと2人きり。さて6月はどうしましょう。

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